着物を高価買取をしてもらうポイント

大切にしてきた着物だからこそ、少しでも高く買取ってもらいたいものです。着物を高価買取してもらえる重要なポイントをお伝えします。

買取前に要チェック!高価買取につながる着物の種類

買取で高く売れる着物とは?

高価買取を狙うなら「正絹」か「麻」の着物!

様々な素材でできている着物ですが、着物買取の中で最も価値が高いと判断されるのが正絹です。

正絹の着物とは、絹(シルク)を100%使って作られた着物のことを指します。

元々が高級な繊維ですので、中古の状態で買取に出しても高価買取を狙うことができます。

また、夏などに重宝している麻の着物は、正絹に次いで買取で人気のある着物生地です。

最近人気のポリエステルやウールといった化学繊維の着物は、手ごろな価格で購入できる着物なので、あまり高い買取価格は見込めません。

大きめサイズの方が価格アップ!

着物は着る人のサイズに合わせて仕立てられていますが、実は小さめのサイズよりは大き目のサイズの方が高価買取になりやすくなっています。

大きいサイズの着物は、仕立て直すことによって多くの人が着ることができますが、元々小さいサイズの着物だと着られる人が限定されてしまうため、あまり価格が上がりづらいのです。

証紙付きの着物は高価買取になる可能性大!

着物にも様々なブランドがあり、有名産地の生地をつかった着物、有名作家の絵柄、伝統工芸品、明治~大正時代にかけて作られたアンティーク着物などは、高価買取になりやすい着物です。

アンティーク着物以外のブランド価値のある着物には、必ずそれを証明する「証紙」がついています。

この証紙も一緒に着物買取に出すことで、買取価格を上げることができるのです。

万が一、この証紙を紛失してしまった場合は、ブランド品と認めることができないため、買取価格が上がらない可能性があります。

綺麗な状態で保存できていることが条件!

どのような着物でも、高価買取は保存状態に大きく左右されます。

シミなどの汚れやしわがひどい場合、黄ばみや色あせなどの経年劣化が目立つ場合には、価格が下がってしまうため注意しなければなりません。

着物買取を検討したら、まずは着物の保存状態を確認し、これ以上劣化しないうちに買取に出すのがおすすめです。

着物に流行り廃りはあるの?

洋服やブランド品などの買取では、流行によって買取価格が大きく変わりますが、この点着物はあまり流行に左右されることはありません。

一般的なアパレル品は1~2年ほどで流行りが終わってしまいますが、着物の流行は10~20年と長いスパンで周ってきます。

もちろん、着物自体の状態なども考えると、両親や祖父母から譲ってもらった着物は早めに買取に出した方が良いですが、近年購入した着物であれば、流行による価格の低下はあまり心配しなくても大丈夫です。

ただし、注意しておきたいのが、振袖を買取に出す場合です。

振袖は成人式で毎年需要があるため、査定条件が他の着物と少し異なります。

詳しくは、下記のコラムをご覧ください。

着物買取は宅配買取が一番お得!

着物の高価買取には、もう1つ見逃してはいけないポイントがあります。

それが、買取の方法です。

着物の買取には「店舗買取」「宅配買取」「出張買取」と3つの方法がありますが、どの買取方法を選ぶかによって買取価格が上下します。

この中で最も高価買取になりやすいのが、「宅配買取」なのです。

店舗買取は日本全国に構える店舗の賃料、光熱費、人件費などお店側にかかる経費が大きく、また出張買取は人件費や交通費で多くの経費がかかる他、出張で回れるお宅の数も限られるため、あまり高い買取価格を付けることができません。

宅配買取は、ある程度のスタッフと場所さえあれば、日本全国どこからの依頼でも1か所で査定が行えるため、時間もお金もかからないのです。

そのため、お店側は余った経費を着物の高価買取につなげることで、長く贔屓にしてもらおうと考えているのです。

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